【実機レビュー】PLAUD NotePinとは? 本当に“買い”か? 他の議事録アプリとの違いも解説

本ページにはプロモーションが含まれています。
この記事では、筆者がPLAUD NotePin(プラウド ノートピン)を6ヶ月間実際に使い込んだ体験をもとに、他の議事録アプリとの違いや使い勝手を徹底的にレビューします。
なお、公式の価格と併せて下記の割引コードを使用した場合には5%引きになります。
クーポンコード:6PGEQWRMKZMR

このクーポンコードは公式で割引きが行われた後、追加で割引が受けられるコードです。
ぜひご活用ください。

公式サイト:https://jp.plaud.ai/products/notepin
PLAUD NotePinとは『議事録作成から解放される「身につけるAI」』

PLAUD NotePinはスタイリッシュな見た目が特徴のAIアシスタントツールです。
クリップやマグネットで服やカバンに装着でき、ワンタッチで録音をスタート。
録音データは自動でスマートフォンの専用アプリに転送され、AIによる高度な文字起こし・要約生成・マインドマップの作成に使用可能です。

今まで議事録作成やメモの整理に費やしていた膨大な時間を、企画立案や顧客との対話といった、より人が対応すべき業務に充てられるようになります。
PLAUD NotePinをおすすめできる方
こんな人におすすめ! | こんな人には不向きかも… |
---|---|
・会議やインタビューの議事録作成に追われている人 ・講義やセミナーの内容を効率的に復習したい学生 ・移動中や外出先での録音機会が多い人 ・最新のAIガジェットで仕事の効率を上げたい人 ・会話の「言った言わない」トラブルを防ぎたい人 | ・主にスマートフォンの通話録音が目的の人 ・複雑な機能は不要で、単純な音声録音だけしたい人 ・オフライン環境で全ての機能を使いたい人 ・サブスクリプション料金に抵抗がある人 |
この他、日常生活では買い物のメモとして使えたり、とにかくメモをする手間が無くなるのが大きなメリットです。
仕事が劇的に変わる! PLAUD NotePinの主要AI機能3選
PLAUD NotePinの最大の魅力は、単なる録音ツールにとどまらないAIによる情報資産化の仕組みにあります。
ここからは毎日PLAUD NotePinを使用する筆者がよく使用する機能を3つ紹介します。
- AI文字起こし&要約機能
- マインドマップ生成機能
- ASK AI機能
1.AI文字起こし&要約機能
PLAUD NotePinの中核を成すのが、AIによる文字起こしと要約機能です。
この機能はOpenAI社の高精度音声認識モデル「Whisper」に加え、最新の大規模言語モデル(GPT-4o、Claude 3.7 Sonnetなど)を組み合わせることで、高精度かつ柔軟なテキスト変換を実現しています。
実際に6ヶ月使ってみたところ、使用感としては下記のようなイメージでした。
録音環境 | 文字起こし精度 (体感) | 特徴・注意点 |
---|---|---|
静かな会議室 (1対1) | 95%程度 | ほぼ完璧。 誤字も少なく、句読点も適切でそのまま使えるレベル。 |
静かな会議室 (複数人) | 95%程度 | 発言が重なると精度が若干低下。 話者識別でカバー可能。 |
騒がしいカフェ | 60%程度 | 周囲の雑音を拾い、誤変換が増加。 重要な会話の記録には不向き。 |
オンライン会議 (PCスピーカーから録音) | 90%程度 | 音声がクリアであれば高精度。 マイクの性能に左右される。 |
専門用語を含む会話 | 80%程度 | 専門用語であっても比較的要約できる。 |
固有名詞を含む会話 | 70%程度 | 固有名詞は少し苦手。 文字起こしのタイミングで誤字や脱字が発生する印象。 |
生成した文字起こしデータは下記のように、何が適切か自動判別されます。
- 会議メモ
- ToDoリスト
- 日記等
20種類以上のテンプレートに沿って自動的に要約されるのでかなり便利です。
これにより、数時間に及ぶ会議内容も数分で要点をおさえた形にまとめることができます。
一言でいうと、感動するくらい便利でした。
ただし、一部数字については聞き取り精度によっては大きくズレることもあるため、細かい数字を正確に記載しなければならない場合は、簡単にメモを取っておくか、音声データを振り返る必要がある印象です。

2.マインドマップ生成機能

さらに注目したいのが、マインドマップ自動生成機能です。
録音された内容からAIが自動でキーワードやトピックを抽出し、構造化されたマインドマップとして可視化してくれます。
この機能により、
- ブレインストーミングの結果を整理
- 議論の論点を俯瞰的に把握
- アイデア同士のつながりを視覚的に管理
が可能になります。
特にプロジェクトの企画立案や、新規サービス開発の会議などで重宝します。
なお、私は業務上よく人と話す仕事をしているので、録音の許可を得た後でアイデアのブラッシュアップや振り返りに使用しています。
3.ASK AI機能

会議や打ち合わせ、人との話をの振り返りをしていると「あの話題が出たのはどこだった?」と考えるだけで相当な手間がかかります。
そこで使用できるのが「ASK AI機能」です。
「〇〇について、〇〇という話があったと思うんだけど、これどうだったっけ?」と質問することで、会話内容を遡りその答えを教えてくれます。
これがめちゃくちゃ便利です。
これまでは録音をしていたとしても、全てのファイルの中で、どのファイルが該当のファイルだったかを探すのに一苦労していましたが、ASK AI機能はファイル全体の横断と、個別ファイルの指定どちらも選べます。
だから自分専用の秘書がいる状態に近いです。
例えば、「明日、アウトレットで何を買うって言ってたっけな?」なんて抽象的な質問に対しても、PLAUD NotePinが自分で探し出してきてくれます。
なんて便利!
※ファイル横断型のASK AI機能は2025年5月よりPCでも使用できるようになり、特にビジネスでPLAUD NotePinを使用するユーザーにとっては大きく使いやすくアップデートされています。
PLAUD NotePinと他の録音ツールとの比較
元々筆者はPLAUD NotePin使用以前は、外出時にはボイスレコーダー、オンライン会議ではtl;dv、Nottaなどを使用していました。
どれも愛用していますが、今はオンラインではtl;dv、外出時(オフライン)にはPLAUD NotePinという使い分けをしています。
なお、今回は下記の文章を入れてどの程度録音が正しくできているかの一致率を計測することにしました。
※入力した文章はこちらをクリックするとご覧いただけます
この半年でAIの実用レベルって一段階進化したよね。去年の秋(2024年10月)あたりまでは、プロンプト次第で結構回答がブレるとか、業務に落とすにはちょっと精度が不安だったけど、今は社内のドキュメントとか過去の実績を読み込ませたら、8割くらいのマーケ資料はたたき台として生成できるようになってきた。
うちも2月からテストしてるけど、AIにリードナーチャリング施策のメール文面を生成させて、ABテストしたら、従来案に比べてCTRが約12%上がったよ。リード単価も2,300円→1,750円まで落ちた。想像以上だったのは、ファネル中盤のナーチャリングパートもAIの提案に沿って調整しただけで、営業接続率が25%→41%まで改善されたところ。
ただ、このあたりから先はAIの使い方に結構スキル差が出てきてる気がする。単に「良いプロンプトを書けばOK」って時代はもう終わりで、むしろAIをプロジェクト単位で育てる感覚が必要だよね。例えば、2025年内にうちが検討してるのは、「広告運用用の専用AIエージェント」を作って、キーワード設計から入札戦略までを日次で調整させるモデル。KPIは「週次でROAS120%以上をキープ」ってところに置く予定。
生成AIの進化だけじゃなくて、組織との接続の仕方も課題になってきてる。去年から生成AIツールは社内導入してたけど、実際に部署横断でワークフローを再設計できたのは、2025年4月のタイミングだった。特にコンテンツ系とCRMチームの連携をAPIベースで構築したことで、毎月のコンテンツパイプラインが30%短縮、工数換算で月45時間削減された。
あと、2026年を見据えると、LLMの「統合」と「役割特化」の2軸での進化が来ると思ってて。たとえば、社内データ専用LLMと、SNSトレンドをリアルタイムで拾うLLMを分けて連携させる設計にすると、リードスコアリングや訴求ポイントの検証スピードが上がる。今テストしてるのは、広告コピーをSNS連携AIが3時間おきに自動で生成・更新するフローで、初期段階でもCPAが平均で18%削減されてる。
ただ、どんなにAIが進化しても、「何を目的にするか」の設計だけは人間側に残ると思う。今やってるプロジェクトの1つでも、AIが記事構成案出してくれるけど、ターゲットが20代後半か30代前半かで文体とCTAが全然変わってくる。この判断を間違えると、CVRが半減することもあった。だから、AIはアシスタント以上にはなれるけど、ビジネス構造そのものをAI任せにはできない。
※AIに文章を読み込ませて、精度を図りました。
なお、テキストベースでの一致率と意味ベースでの一致率の2つを生成AIで測定しています。
PLAUD NotePinの結果は下記の通りです。
※PLAUD NotePinの結果はこちらをクリックするとご覧いただけます
- 「この半年でAIの実用レベルって一段階進化したよね」が重複
- 「満期資料」→「マーケ資料」など、誤変換
- 「LBテスト」→「ABテスト」などの誤字
- 「かねる中盤」→「ファネル中盤」などの変換ミス
- 「日柄で調整」→「日次で調整」などの誤変換
- 「ロイズ」→「ROAS」など、完全な誤り
- 「部省団」→「部署横断」など、音の聞き間違い
- 数字(145時間 vs. 45時間)など、記録ミス
これを踏まえた上で、文字起こし機能の違いを見ていきましょう。
- ボイスレコーダーとの比較
- tl;dvとの比較
- Nottaとの比較
ボイスレコーダーとの比較
PLAUD NotePin | ボイスレコーダー | |
---|---|---|
機能範囲 | 録音、文字起こし、要約、AI検索(ASK AI)、マインドマップ生成 | (後処理は別途PCなどで対応) | 音のみ
オフラインでの使用 | ||
操作性 | ワンタッチ録音、アプリ連携で自動処理 | 基本は録音と再生のみ。操作はシンプル |
録音品質 | 専用マイク+ノイズリダクション搭載で高音質 | 機種によりバラつきあり、一般に十分な品質 |
議事録化のしやすさ | 自動で要約・整理まで完了し議事録化が容易 | 手動で要約が必要 |
価格体系 | 本体購入+サブスクリプションでコストは重い | 本体購入のみ(数千〜数万円) |
セキュリティ | アプリでのクラウド連携、暗号化 | ローカル保存で外部送信なしの安心感 |
PLAUD NotePinは議事録作成を一気通貫で効率化できる点が大きな魅力です。
一方で、価格やクラウド利用に抵抗がある場合は、従来のボイスレコーダーが適しているケースもあります。
tl;dvとの比較
PLAUD NotePin | tl;dv | |
---|---|---|
機能範囲 | 録音、文字起こし、要約、AI検索(ASK AI)、マインドマップ生成 | オンライン会議の録画・文字起こし・要約 |
オフラインでの使用 | 両名が対面であっても、PC or スマホで録画アプリを立ち上げれば可能 | |
操作性 | ワンタッチ録音、アプリ連携で自動処理 | Web会議の録画ボタン操作 |
録音品質 | 専用マイク+ノイズリダクション搭載で高音質 | オンラインの会議の場合には非常に高音質 |
議事録化のしやすさ | 自動で要約・整理まで完了し議事録化が容易 | (話者単位) | AI要約
価格体系 | 本体購入+サブスクリプションでコストは重い | 月額のサブスクリプション費用は固定で、PLAUD NotePinよりも安い |
セキュリティ | アプリでのクラウド連携、暗号化 | クラウド保存で提供元サーバ依存 |
オンライン会議特化でコストを抑えたいならtl;dvも有力ですが、標準での議事録作成にはやはり「PLAUD NotePin」の方に軍配が上がります。
ただし、オフラインの場でパソコンを開いて使用する「tl;dv」の使用許可が下りるのであれば、費用面でいえばtl;dvの方が安くなります。
ただ、少し話し手も尻込みしてしまいそうですよね。
実際の録音データ比較
PLAUD NotePin | tl;dv | |
---|---|---|
文字起こしベース一致率 | 約52% | 約60% |
意味ベースの一致率 | 約82% | 約90% |
tl;dvはかなり高い値になりましたが、誤出力には下記がありました。
※tl;dvの誤出力はこちらをクリックするとご覧いただけます
- 「フロント次第」→「プロンプト次第」は、聞き間違いによる置き換えで、意味が若干ずれている。
- 「道で調整させる」→「日次で調整させる」は、発音の混乱による誤変換で、調整頻度のニュアンスが崩れている。
- 「ローワー数120%」→「ROAS120%」は、広告指標としての意味がまったく異なっており、KPIの認識に影響する。
- 「cpuが平均で約18%削減」→「CPAが平均で18%削減」は、意味あるマーケティング用語が別物に変換されており、文意を誤解させる。
- 「cvr」は表記上は一致しているが、文脈によってはCVRとCBRを混同している可能性があり、注意が必要。
- 「工数換算で月4.5時間」→「工数換算で月45時間」は、数字の聞き間違いにより削減効果が大きく過小評価されている。
Nottaとの比較
PLAUD NotePin | Notta | |
---|---|---|
デバイス | 専用ハードウェア (本体) | ソフトウェア (スマホアプリ、Web) |
オフラインでの使用 | (スマホのマイク性能に依存) | |
操作性 | ワンタッチ録音、アプリ連携で自動処理 | (アプリを起動して操作が必要) |
録音品質 | 専用マイク+ノイズリダクション搭載で高音質 | 機種によりバラつきあり、一般に十分な品質 |
議事録化のしやすさ | 自動で要約・整理まで完了し議事録化が容易 | 自動で要約・整理まで完了し議事録化ができる |
価格体系 | 本体購入+サブスクリプションでコストは重い | (数千〜数万円) ※ただし、最近ではハードウェアも存在しています | サブスクリプションのみ
セキュリティ | アプリでのクラウド連携、暗号化 | ローカル保存で外部送信なしの安心感 |
(ハードウェア版は使用したことがないため、クラウド版のNottaとの使用感の比較になります)
Nottaは、スマートフォンアプリやWebで利用できる、非常に人気の高い文字起こしサービスです。
PLAUD NotePinとは、ハードウェアを持つか持たないかという点で大きく異なっていましたが、ついにハードソフトが出たようです。
結論として、対面での会話を高音質で手軽に録音・活用したいならPLAUD NotePin、オンライン会議が中心ならtl;dv、手持ちのスマホで手軽に始めたいならNotta、という棲み分けができそうです。
実際の録音データ比較
PLAUD NotePin | Notta | |
---|---|---|
文字起こしベース一致率 | 約52% | 約45% |
意味ベースの一致率 | 約82% | 約78% |
Nottaでは、下記のような誤変換がありました。
※Nottaの誤出力はこちらをクリックするとご覧いただけます
- 「パネル中盤のバージョンのパート」→「ファネル中盤のナーチャリングパート」への誤変換があり、音声認識のズレで意味が崩れている。
- 「お気軽で調整」→「日次で調整」は、意味がまったく異なっており、重要な業務運用方針に関わる誤変換。
- 「まず120%以上」→「ROAS120%以上」は、数値的には近いが、指標としては異なる(率と指標の混同)。
- 「通算345時間削減」→「月45時間削減」は、桁が違っており、定量的インパクトの認識に大きな差が出る。
- 「どっかの記事での進化」→「『統合』と『役割特化』の進化」は、元の文意が不明瞭になっていて意味が伝わらない。
- 「リードスコアリング49ポイントの減少」→「リードスコアリングや訴求ポイントの検証スピードが上がる」は、事実認識として内容が正反対になっている。
- 「ご選出」→「構成案」は、文脈上「記事構成案」が正しく、音声認識のミス。
- 「CBR」→「CVR」は、マーケティング指標として致命的な誤り。
- 「14ヶ月にAIの利用範囲を」→「業務別にAIの利用範囲を」は、数値が勝手に挿入されており、意味を壊している。
- 「日伯部署ごとに」→「各部署ごとに」は、「日伯」が誤って国名のような表記になっており、意味を成していない。
- 「CTR CBR山AIの出力」→「AIの出力を検証改善」は、文構造が崩壊しており、何を意味しているか不明。
【6ヶ月使用レビュー】PLAUD NotePinのメリットと気になるデメリット
実際にPLAUD NotePinを使用してみて感じたメリットとデメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
1. 議事録作成の時間がほぼゼロに 2. メモを取る必要がなくなり、「話を聞くこと」に集中できるようになった 3. 後からの振り返りがとても楽になった | 1. 音声のみの記録では、資料や視覚情報が補完できない 2. 100%ではない 3. フル活用するにはサブスクリプションが必須 |
メリット:圧倒的な時短効果と「録り逃しゼロ」の安心感
1. 議事録作成の時間がほぼゼロに
以前は、2時間に及ぶ会議の後、議事録をまとめるのに30分〜1時間はかかっていました。
会議の頻度が多い月には、これだけでかなりの工数を取られていたのが実情です。
しかし、PLAUD NotePinを導入してからはめちゃくちゃ楽になりました。
AIが生成する要約を軽くチェック・修正するだけで済むようになり、議事録作成にかかる時間は、実質“ゼロ”と言っても過言ではありません。
公式では「年間260時間の業務削減」といったデータもありますが、これはまさに実感値としても納得できる数字でした。
2.メモを取る必要がなくなり、「話を聞くこと」に集中できるようになった
PLAUD NotePinの導入によって、会議中にメモを取る必要がほとんどなくなりました。
私は普段、首からデバイスをぶら下げて使用しているのですが、その手軽さもあり、装着していることを意識せずに会議に臨めます。
これまでは「いまの発言は重要だ」と思った瞬間にメモを取り始め、結果としてその間の話が耳に入らなくなる、というジレンマがありました。
しかし今では、議事録はAIに任せ、話を「聞くこと」そのものに集中できるように。
手を動かす代わりに、頭を動かして会話の本質を掴む。
そんな姿勢へと変化したことを、大きなメリットとして感じています。
3.後からの振り返りがとても楽になった
PLAUD NotePinに蓄積された議事録は、「ASK AI」機能を使えば、横断的に検索・参照できます。
「あの話って、どの会議で出たっけ?」という疑問にも、これまでは手書きのメモを一つひとつ見返す必要がありましたが、いまではキーワードを入力するだけで瞬時に該当箇所を見つけられます。
さらに、保存された議事録データはテキストとしてダウンロードも可能。
必要に応じてChatGPTなどに読み込ませて構造化・要約させることで、自分自身でも再整理がしやすくなり、情報の理解が格段に深まりました。
「書く・探す・整理する」という一連の作業が省力化され、時間の効率は確実に高くなります。
デメリット:オフラインだと目に見た画像は残せない
1.音声のみの記録では、資料や視覚情報が補完できない
これはPLAUD NotePinに限らず、すべての音声録音・議事録デバイスに共通する課題ですが、会議中の「視覚的な情報(=その場で表示された資料やホワイトボードの内容など)」は、音声のみではカバーできません。
例えば、資料を画面共有しながら説明していた場面では、その資料が後から参照できる状態でなければ、文字起こしだけでは内容の意図が読み取れないケースが生じます。
「あれ?この発言ってどのスライドの話だっけ?」といった齟齬が起きるのは、音声が資料コンテキストと切り離されて記録されているためです。
そのため、音声デバイスの議事録は、あくまで「補助的手段」として考える必要があると感じています。
資料とセットで管理・運用できる体制が整っていない場合には、後からの理解に支障が出る可能性があります。
2.100%ではない
AI議事録であるPLAUD NotePinは非常に高い精度で要約・記録を行ってくれる一方で、「100%完全」というわけではありません。
特に数値データに関しては、誤記や認識ミスが発生することも稀にあり、違和感を覚えた場合には文字起こし結果ではなく元の音声に立ち返って確認する必要が出てくることもあります。
そのため、完全にAI任せにせず、ユーザー自身も一定のチェック意識を持って取り扱うことが重要です。
とはいえ、このような見直しが必要なケースは決して多くなく、事前に「AIは万能ではない」という認識を持ち、最終確認を怠らなければ、実用面で大きな支障になることはないと感じています。
3.フル活用するにはサブスクリプションが必須
PLAUD NotePinには、文字起こしと要約機能を利用できる「スタータープラン(永年無料)」が用意されています。
このプランでは、毎月300分(約5時間)までの議事録生成が無料で提供されており、ライトユーザーであれば十分活用できます。
しかし、打ち合わせや会議の頻度が多い方にとっては、この300分ではすぐに上限に達してしまうケースもあります。
その場合、サブスクリプションの有料プランの選択肢が必要になります。
例えば私の場合は制限のない無制限プランを使用していますが、これは月3,333円ほど。
費用対効果を考えると安いのですが、少し気になる金額ではあります。
PLAUD NotePinの料金
PLAUD NotePinの料金は「本体代金+AI機能利用のサブスクリプション料金」という2段階で構成されています。
本体価格(2025年7月18日時点)
- 通常版:27,500円(税込)
本体には以下のものが同梱されており、箱を開けてすぐに使い始めることができます。
- PLUAD NotePin x 1
- 無制限クラウドストレージ
- 高度AIスタータープラン無料(毎月300分間文字起こし)
AI機能利用のサブスクリプション料金
比較 項目 | スタータープラン (Starter) | プロプラン (Pro) | 無制限プラン (Unlimited) |
---|---|---|---|
AI文字起こし時間 | 無料 | 1,400円/月 (年払いの場合) | 3,334円/月 (年払いの場合) |
プロフェッショナル 要約テンプレート | 対象外 | 対象 | 対象 |
Ask AI | ワンタッチ録音、アプリ連携で自動処理 | 対象 | 対象 |
Mind Map | 対象 | 対象 | 対象 |
おすすめユーザー | ライトユーザー、お試し利用 | ビジネスパーソン、学生 | ヘビーユーザー、法人利用 |
初めはスタータープランで購入してみて、実際に取り入れてみようとなったらプロプラン or 無制限プランに切り替えるのがおすすめです。
PLAUD NotePinのクーポン・割引キャンペーン

PLAUD NotePinは下記のタイミングで本体価格のキャンペーンが行われます。
- 季節タイプのビッグセール
-
夏(7〜8月)、年末(11〜12月)、新年度(3〜4月)に20%前後の割引が多い。
- 記念・周年セール
-
発売2周年など、重要節目で10%OFFキャンペーンあり。
また、公式ページよりLINE友だち登録をすると、追加で1,000円OFFのクーポンなどが用意されていることもあります。
なお、クーポンは当サイトでもご用意があり、下記のコードを使用すると、常時5%OFFで使用できます。
クーポンコード:6PGEQWRMKZMR
クーポン自体は重複使用不可ですが、本体代そのもののキャンペーン時には併用可能です。
クーポン使用は本体代が27,500円のため、下記のように考えると使用しやすくなります。
▼本体代金が27,500円の場合
公式クーポン(LINE登録):1,000円引きの場合 | 26,500円 |
---|---|
クーポンコード:6PGEQWRMKZMR | 26,125円(多少お得) |
※公式クーポンは発行がない場合も。必ずご自身でご確認ください。
なお、2025年7月8日〜2025年7月14日までは本体代が20%OFFのキャンペーンもありました。
タイミングを見極めて購入しましょう。
クーポンは購入カートに入れるタイミングで使用できます。
クーポン入力欄がありますので、購入前に下記のように割引価格になっているか確認しましょう。

購入前に知りたい!PLAUD NotePin Q&A
ここまでPLAUD NotePinの機能や価格について詳しく解説してきましたが、購入を検討する上では、まだ細かい疑問点が残っているかもしれません。
このセクションでは、そんな「あと少しだけ知りたい」という疑問に、Q&A形式でお答えしていきます。
まとめ:PLAUD NotePinは生産性を爆上がりさせる画期的ツールであること間違いなし
今回は、ウェアラブルAIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」について、機能から価格、メリット・デメリットまで徹底的にレビューしました。
結論として、PLAUD NotePinは、議事録作成などの単純作業から私たちを解放し、より創造的で本質的な仕事に集中するための「時間を生み出す」画期的なツールです。
もちろん、サブスクリプション費用がかかる点や、利用環境によって精度が左右されるといった注意点もあります。
しかし、それらを差し引いても、日々の業務や学習の生産性を劇的に向上させてくれるポテンシャルは計り知れません。
もしあなたが、会議の多さや議事録作成の負担に悩んでいるのであれば、PLAUD NotePinはあなたの働き方を大きく変える「価値ある投資」となるでしょう。
ぜひ、公式サイトでさらに詳しい情報をチェックしてみてください。