SEOのタイトルで文字数は何文字が効果的か?最適な付け方を解説
本記事を読めば、SEOに効果的なタイトルの文字数や、最適なタイトルの付け方がわかります。
タイトルの文字数
- PC(デスクトップ / パソコン)で効果的なタイトルの文字数は30~32文字程度
- スマホ(モバイル)で効果的なタイトルの文字数は30~34文字程度
詳細は「SEOに効果的なタイトルの文字数」をご覧ください。
タイトルタグの付け方5つのコツ
- コンテンツにマッチしたタイトルにする
- キーワードを左側に配置する
- 数字を入れる
- 記号を活用する
- 競合のタイトルを参考にする
詳細は「SEOを意識したタイトルタグの付け方5つのコツ」をご覧ください。
タイトル(titleタグ)とは
タイトル(titleタグ)とは、検索エンジンに対してWebページの内容を伝えるためのHTMLタグを指します。
ユーザーがキーワードを検索した際に、タイトルが大きく表示される仕組みとなっています。
ユーザーはタイトルを見て知りたい情報が書かれているかを判断するので、タイトルはアクセス数を大きく左右する要素の一つです。
SEOにおけるタイトルの重要性
タイトルはSEOにおいて、コンテンツの掲載順位やGoogle検索での表示などに最も大きな影響を及ぼします。
つまり、タイトル次第で高い掲載順位を獲得することもあれば、反対に低い検索順位になってしまう可能性もあります。
Google 検索セントラルでも、「主なベスト プラクティス」でタイトルに関して以下のように記載があり、「ウェブ コンテンツの掲載順位や Google 検索での表示に最も影響が大きい対策」の一つとして記載されています。
ユーザーがコンテンツを検索するときに使われる可能性のある単語を選んで、これらの単語をページ上の目立つ場所(ページのタイトル、メインの見出しなど)や、わかりやすい場所(代替テキスト、リンクテキストなど)に配置する。
主なベスト プラクティス – Google 検索の基本事項 | Google 検索セントラル
また、タイトルはクリック率に最も大きな影響を与えます。
クリック率はアクセスに影響するのはもちろん、クリック率が高ければ、SEO評価にもプラスになると考えられている重要な指標の一つです。
ですので、検索ユーザーがクリックしたくなるようなタイトルを付けることは、検索順位の上昇にもつながります。
タイトルタグの設定方法
タイトルタグは、HTMLやWordPressで設定できます。
HTMLで設定する場合は、headタグ内に<title></title>のタグを書き、間にタイトルを記述します。
<head>
<title>ここにタイトルを記述</title>
WordPressで設定する場合は、投稿ページの画面上部にタイトルを記述します。
タイトルタグの確認方法
設定したタイトルタグは、HTMLファイルやソースで確認できます。
タイトルタグを調べたい記事内で右クリックし「ページのソースを表示」を選択します。
最後に「Ctrl + F」のショートカットキーで「title」と検索してください。
これでタイトルタグを確認できます。
SEOに効果的なタイトルの文字数
ここでは、SEOに効果的なタイトルの文字数を解説します。
- PC(デスクトップ / パソコン)で効果的なタイトルの文字数は30~32文字程度
- スマホ(モバイル)で効果的なタイトルの文字数は30~34文字程度
実際に弊社で調査したデータを基に、SEOに効果的なタイトルの文字数を算出しました。
- 調査日:2024年6月20日
- 「seo タイトル 文字数」のキーワードで10サイトを調査
- 10サイトの平均文字数を効果的な文字数として記載
なお、全角は1文字としてカウントしましたが、半角は0.5文字でカウントしております。
PC(デスクトップ / パソコン)で効果的なタイトルの文字数は30~32文字程度
ブラウザによって文字数は変わるものの、平均すると30~32文字程度となります。
上記の「ブランディング 伝え方」で弊社サイトの記事が1位で表示(2024年7月17日現在)されていますが、記事タイトルの文字数は「29文字」です。
タイトルが切れずに表示されています。
スマホ(モバイル)で効果的なタイトルの文字数は30~34文字程度
デバイス(端末 / 画面解像度)によって文字数は変わるものの、平均すると30~34文字程度となります。
パソコンと比べて表示される文字数は多い傾向にあります。
検索結果でGoogleによるタイトルタグ書き換えについて
Googleでは検索結果上のタイトルが、指定していたタイトルタグの内容のままではなく、別の文言で書き換えられる場合があります。
理由として、Googleが以下のように説明しています。
より読みやすくアクセスしやすいページタイトルを作成するように設計されています。
HTML タイトルタグの使用に限定しない理由 – ウェブページのタイトルの生成方法に関する最新情報 | Google 検索セントラル
また、タイトルは以下の要素から自動で作成されます。
Google 検索のタイトルリンクの作成方法 – Google 検索結果のタイトルリンク(見出し)の変更 | Google 検索セントラル
- <title> 要素内のテキスト
- ページに表示されるメインの視覚的タイトル(大見出し)
- <h1> 要素などの見出し要素
- スタイル処理によって大きく目立つように作られたその他のコンテンツ
- ページ内のその他のテキスト
- ページ上のアンカー テキスト
- ページへのアンカー テキスト
- WebSite 構造化データ
ただ、Googleの書き換えが意図しないタイトルになっているケースもあり、その場合は、クリック率が低下する可能性もあるので注意が必要です。
タイトルタグを書き換えられないための対策は、以下のとおりです。
- タイトルタグはひとつだけ記述する
- タイトルタグの日付を最新に更新する
- コンテンツの内容とタイトルを一致させる
SEOを意識したタイトルタグの付け方5つのコツ
最後に、タイトルタグの付け方のコツを解説します。
- コンテンツにマッチしたタイトルにする
- キーワードを左側に配置する
- 数字を入れる
- 記号を活用する
- 競合のタイトルを参考にする
1.コンテンツにマッチしたタイトルにする
コンテンツにマッチしたタイトルにしましょう。
コンテンツの内容と異なったタイトルにすると、SEO上の評価が低くなる上、前述したようにGoogleにタイトルを書き換えられる可能性があるからです。
「seo タイトル 文字数」というキーワードを例に解説します。
- 良いタイトルの例
「SEOのタイトルで文字数は何文字が効果的か?最適な付け方を解説」 - 悪いタイトルの例
「ブログの書き方7つのテクニック!アクセスを増やすコツを解説」
良い例はキーワードも入っていて、コンテンツの内容とマッチしています。
反対に、悪い例はキーワードが入っておらず、コンテンツの内容も異なりますよね。
仮にGoogleにタイトルを書き換えられなかったとしても、ユーザーの知りたい情報があるのかタイトルでは分からないので、スルーされる可能性が高くなります。
クリック率の低いタイトルにしないためにも、コンテンツにマッチしたタイトルにしましょう。
2.キーワードを左側に配置する
キーワードはなるべく左側に配置しましょう。
Googleがタイトルの左側にあるキーワードをSEO上、より重要視しているのではないかと考えられることと、ユーザーは左側から文字を読むからです。
また、右側に配置すると途中でタイトルが切れてしまい、キーワードを見てもらえない可能性があります。
そのため、狙っているキーワードやユーザーに見てほしいキーワードは、左側に配置しましょう。
3.数字を入れる
タイトルには数字を入れるのが効果的です。
具体性が増すことで成果をイメージしやすく、興味をもってもらいやすくなるからです。
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数字を入れたタイトルのほうが、クリックしたくなるのではないでしょうか。
このように、数字を入れると具体性が増すことで、興味をもってもらいやすくなるので、適宜、数字を入れることも検討しましょう。
4.記号を活用する
狙っているキーワードによっては、記号を活用するのも効果的です。
記号を活用すれば、目立つからです。
- 【】
隅付き括弧 - 「」
かぎ括弧 - %
パーセント - ?
クエスチョンマーク - !
エクスクラメーションマーク
上記の記号を使ってタイトル例を作成したので、参考にしてみてください。
- 売上が300%アップした5つのSEOテクニック
- 【簡単10分】ブログ記事をサクッと作れるおすすめのAIツール3選
5.競合のタイトルを参考にする
タイトルを付ける際には、競合のタイトルを参考にするのも有効です。
検索上位を獲得している競合は、Googleから高く評価されているからです。
- 文字数
- ターゲット
- 使っているキーワード
例えば、競合が「テンプレート」「ツール」などのキーワードを使っている場合は、そのキーワードを入れてみましょう。
また、タイトルに「Web担当者」や「初心者」などのキーワードが入っている場合、ターゲットを参考にすることもできます。
ターゲットが明確になればペルソナを設定しやすくなるメリットもあります。
このように、競合のタイトルは参考になるので、タイトルを考える際には競合をチェックしてみてください。
SEOに最適なタイトルの文字数は30文字程度
本記事の執筆時点では、SEOに最適なタイトルの文字数は、30文字程度です。
30文字程度であれば、PCでもスマホでもタイトルのほとんどが表示される可能性が高く、SEO上でも最適と考えています。
弊社で調査したPCの平均は31文字、スマホは平均33文字でした。
30文字程度を目安にして、タイトルを考えてみてください。