ゼロからの新規メディア立ち上げで、自社のブランディング意識も高まった
1986年に設立された、ERP導入コンサルティングのリーディングカンパニー「株式会社ノムラシステムコーポレーション」。
同社には、SAP製品の認定資格を保有するエンジニアが多数在籍しており、企業の経営課題を解決するため導入から保守・運用までコンサルティング、サポートをしています。
今回は新規事業推進責任者である飯田さまに、オウンドメディア「Digital Library」の新規立ち上げや、打ち合わせを重ねて気付いた「自社ブランディング」の大切さについて感じたことを伺いました。
自社サービスの認知と集客のため、オウンドメディアの新規立ち上げを決意
株式会社ノムラシステムコーポレーション
PMOコンサルティング事業部
シニアマネージャー
飯田 悠紀 さま
―弊社にご依頼いただいてから約半年が経過しますが、オウンドメディアの立ち上げは以前から考えていましたか?
飯田さま:そうですね。
最近のネット社会の動向を見ると、お客様からの問い合わせを待つだけではなく、積極的に自社から情報を発信し、認知していただくことが重要だと感じていました。
そんな中で、当社は発信力が弱いことに気付いたため、今の時代にも合っていて、サービスの認知・集客ができるオウンドメディアを立ち上げ、新たな案件獲得につなげようと話があがりました。
―コンサルティングサービスを行っている企業さまは他にもありますが、弊社にご依頼いただいたきっかけを教えていただけますか?
飯田さま:当社の社員が、以前から小林さん(はちのす制作代表)に広告やLPの制作を定期的に依頼しており、サービスの満足度・コスト、そして何より人柄に満足していました。
そのため、はちのす制作さんがコンサルティングのサービスも提供していると知ったとき、新規メディアを立ち上げるなら、小林さんにお願いしたいと話していたんです。
その後、メディアを立ち上げるか否かを社内で検討し、ご依頼させていただくことになりました。
―ありがとうございます。オウンドメディアでは、DXや業務効率化など、企業が抱えるITに関する課題にフォーカスした記事を公開されていますよね。立ち上げに踏み切るまでに少しお時間がかかったと伺いましたが、その理由を教えていただけますか?
飯田さま:オウンドメディアの立ち上げ、及びメディアの成長には時間と費用が必要という事実は理解していましたが、予算の制約に直面したんです。
成果が数値としてすぐに現れないのがオウンドメディアの性質だということは分かっていましたが、投資に対するリスクや不安を感じていました。
「まずは予算内でできることはないだろうか」と探していたとき、はちのす制作さんなら予算内でメディアを立ち上げ、スモールスタートがきれると知り、踏み切ることができました。
結果、ゼロからの立ち上げだったにもかかわらず、サポートのおかげで早い段階から狙った検索キーワードで上位表示されるようになり、効果を実感しています。
考え方が整理され、ブランディングにもつながった
―ありがとうございます。現在成長段階のため、最終的な目標達成までには道のりがあると思いますが、現時点での満足度を伺っても良いですか?
飯田さま:正直なところ120点です!(笑)
当社は「自社メディアからの案件獲得」を目指していますが、その達成に時間がかかることは理解しています。
今はじっくりと時間をかけてメディアの構築に取り組み、集客に繋げられればと思っています。
特に立ち上げで役立ったと思うのはブランディングの重要性です。
当社のような無形商材の場合には、他者との差別化を明確にする必要があります。
そして、メディアも当社のブランディングが伝わるような内容に変えていかなければなりません。
コンサルティングを受ける中で、当社の強みや弱みについて考え、ブランディングの構築を最優先に進めていくフェーズだと気づけたことは大変有意義でした。
本来はメディアを立ち上げる過程で考えるべき内容だったのですが、予算の制約上まずは結果が出ることが前提だったので、施策が後手に回ったことは痛手ですが、ブランディングを再度検討できたのはよかったです。
今じゃ社内でも「それってノムラっぽい?」なんて言葉が出るほどです。
当社にとってコンサルティングは価値のあるものだったと思います。
はちのす制作は、新しい事業・ビジネスを始める人に特におすすめ
―お役に立てて嬉しいです。現在、伴走型という形でコンサルティングさせていただいていますが、フェーズに合わせて施策を考えるスタイルはノムラシステムさんに合っていると感じますか?
飯田さま:はい、非常に合っていますね。
結局、最終的なやりとりは人と人との間で行われるので、お互いに変化が必ず生じます。
考え方や状況が変わることもあるため、その時々で最適なアドバイスを受けられるのは魅力的です。
また、オウンドメディアの運用については、施策の実装支援やノウハウの共有などの情報も不可欠です。
その点、伴走型の場合には必要十分条件の情報をいただけるので、とても役立ったなと感じています。
当社のサービスもお客様と共に成長する伴走型のスタイルを採用しているので、はちのす制作さんと相性が良いんでしょうね。(笑)
当社のようにオウンドメディアの新規立ち上げや新しい事業の展開を考えている方には、はちのす制作さんをおすすめしたくなりますね。
いくら時間や労力をかけても、方向が間違っていては意味がありませんから。
モットーは「お客様がワクワクできるサービスの提供」
―ありがとうございます。ノムラシステムさんの今後の展望をお聞かせいただけますか?
飯田さま:はい。まずは、当社の強みや弱みを活かしたブランディングの構築を進めていきたいと思っています。
また、内製化も進めていきたいですね。現状オウンドメディアは、はちのす制作さんに任せっきりになってしまっています。
あまり良くない表現かもしれませんが、小林さんがいつ倒れても大丈夫なように準備はしておきたいですね。(笑)
ゆくゆくは自走できるように、成果が出るように。
これが今の目標です。
―確かに、絶対にないとは言い切れませんね。(笑)ノムラシステムさんの社員の皆さんに対して、思考の共有や浸透を進めていきたいと考えているので、お任せください。最後にこの記事を読んでいる方々へ、メッセージをどうぞ!
飯田さま:現在、我々はDXやITを基盤に、お客様がワクワクできるような伴走型支援を提供しています。
DXを進める際には、その問題が何なのか、何を解決したいのかを明確にしなければ、DX自体が目的になることもしばしば見られます。
元々は経営課題を解決するための手段がDXであり、DX自体は目的ではありません。
今後も人の価値を最大化できるようなDXコンサルティングを推進していきたいと考えています。ぜひご相談があれば弊社までご依頼ください。
―素晴らしいですね。我々もワクワク感を提供できるようなサービスを目指していきますので、引き続きよろしくお願いします。
飯田さま:よろしくお願いします。